上下が分離できる、昔ながらの炊飯器。メジャーなブランドからは、現在、パロマからしか発売されていません。しかし、「これでなくては」という根強いファンがいます。

かまどで炊いたようなご飯を炊飯できる直火匠。

これが決定版。もはやこれ以上はないでしょう。

昔のかまど炊きのお米は、本当においしかったと、ご高齢の方々は口をそろえていいます。

その味を再現するために開発されたリンナイ「かまど炊き」。

それをお客様のお宅に設置してきました。

かまどでお米を炊いていた時代を想像してみました。

マキを割るお父さんがいて、火加減を見る子どもがいる、近くにはお母さんがおかずを作っている。

あくまでイメージだけで、昭和初期までの風景を僕は全く知りません。

でもそこには、共同作業をする家族の姿があったような気がします。

今はそれぞれが自分の仕事に追われ、夕飯すらも家族全員があるのは難しい時代。

残業、部活、塾、おけいこ…。

でも、昔ながらのごはんの味に引き寄せられ、家族団らんの時間が増えてくれればと思っています。

味だけでなく、昔の世界観をも、この炊飯器に、再現してもらえればーー。